2016-12-12 第192回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第3号
去年七月に、自民党の仲間と、ザハ案というのはおかしいということで、安倍総理も白紙撤回しましたけれども、今も千四百、千五百億、きのうも何か起工式に行かれたと思いますけれども、これでも、私はあのままでは大変なことになると思っています。
去年七月に、自民党の仲間と、ザハ案というのはおかしいということで、安倍総理も白紙撤回しましたけれども、今も千四百、千五百億、きのうも何か起工式に行かれたと思いますけれども、これでも、私はあのままでは大変なことになると思っています。
もうザハ案でどんどんどんどん動いていたんです。森組織委員会会長も、もうこれでやるしかないと、二千五百億ぐらいなぜ国は出せないんだまで言っていたわけですね。ところが、もう国民からバッシングですよ。何だ、この案はと。それで世論が騒いで、もう総理も、これはやり直しするしかない。 要するに、大臣、過ちは改むるにはばかることなかれなんです。
○蓮舫君 平成二十五年の五月以降、JSCはザハ案による新国立競技場を進めてきました、整備を。総工費は、当初見通し千三百億が、二十七年には二千五百二十億。もっとも、国民の理解が得られなくて、最終的には総理が白紙撤回をしました。 ザハ事務所やゼネコン等との契約も含めて、昨年七月十七日、総理白紙撤回時点で幾らの国費が使われましたか。
ザハ案の白紙撤回の後、政府は、工事費の総計を千五百五十億円以下とすることを決定しまして、昨年の十二月に新整備計画における優先交渉権者として選定されました大成建設、梓設計、また隈先生の事務所の共同事業体は工事費を千四百九十億円といたしました。 政府は、この工事費の妥当性、あと計画の実現可能性をどのように考えているのか、根拠とともに示してください。
新国立競技場の旧建設案、ザハ案というふうに言っていいのかもしれませんが、これが昨年、総理の判断で白紙撤回となりました。これは、建設コストが当初見込みよりも大幅に増加したことが直接の原因ではあります。
今、馳大臣が座席空調というお話をされましたけれども、当初、ザハ案では座席空調を設置する計画であった。基本設計の概要書には、夏季日中のイベント時の観客の熱中症対策として取り入れるのだと説明されていて、各座席の足元から冷気が吹き出されて、前の座席の背もたれに当てながら冷やしていく仕組み、これが図解で示されておりました。
新国立競技場プロジェクトのやり直しをめぐっては、デザインと設計、施工の一括入札と、甚だ強引な手法がとられましたが、採用案の選定もすっきりしない決め方で、採用された案の基本構造は、あのザハ案に酷似しているとの指摘もあります。このやり直しの事務を担った政府機関は内閣官房であります。
新国立競技場に設置される聖火台につきましては、前のザハ案、従前計画においては、聖火台を含め、二〇二〇年東京大会のために必要な追加工事を組織委員会が検討し実施する方針でありました。したがって、ザハ案時には、もちろんいろんな議論はしておりましたが、聖火台に関する計画、予算措置は措置しておりませんでした。
やり方はいろいろあるものですから、セレモニーとの関係で、議論はやはり最後だというふうなことで、実は、御存じのように、ザハ案のときでも聖火台についてはあえて議論はせずに、つくることはつくりますよ、ただし、最後にセレモニーとの関係でつくるということにしておりました。
この聖火台に関してでありますが、まず、ザハ案、従前の計画のときは、二〇一九年ラグビーワールドカップまでに完成する前提だったので、聖火台を含めて二〇二〇年東京大会のために必要な追加工事を組織委員会が検討し、実施する方針であり、したがって、ザハ案のときには聖火台に関する計画、予算積算はなかったというのがまず一点目。
したがって、ザハ案のときにも聖火台に関する計画、予算積算は措置しておりませんでした。 白紙撤回後の新整備計画では、当初は二〇二〇年春の完成見込みであったために、二〇二〇年東京大会時に必要な追加スペックを組織委員会からの要望に基づき設計段階から織り込むこととしたため、例えばオリンピック時のカメラ取材の場所となるモートなどについて事業者からの技術提案にも含まれることとなっておりました。
一千五百億前後ということですけれども、あれも、いわゆる旧ザハ案が二千五百億とか三千億と言われていたので、千五百億で何か安くなったなという感じがしますけれども、当初、立候補ファイルに書いてあったのは千三百億ですから、それから比べると既に数百億ふえているわけですね。 私は心配しているんです。 こういう報道、発言があります。
見直しとなったザハ案への批判というのは、神宮の森の景観を無視した高さということにも集中をいたしました。 今回の整備計画の見直しでは、基本理念に明治神宮外苑の歴史と伝統ある環境や景観等との調和ということも挙げられています。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 今般の見直しに伴う費用の発生でございますが、この言わばザハ案の経緯はともあれ、ザハ案に決定された経緯はともあれ、この二年半、安倍政権において検討を重ねてきたわけでございますから、我々に大きな責任があると、こう思っております。費用がかさんできたこのザハ案における新国立競技場の建設は白紙に戻したところでございます。
ザハ案がなかったことにして一からやり直す、ということは、つまり、ザハ案の建築計画で立ち退きや引っ越し等を要請していた関連工事も見直しになりますか。
隣接する都営霞ケ丘アパートは、元々、ザハ案のデザインの競技場を建てると敷地になるので立ち退いてくださいと言われて退去が求められていました。でも、このザハ案がなくなりましたから、この計画も中止にするべきではないですか。
○下村国務大臣 先ほど総理から答弁ございましたが、ことしの四月にザハ案の問題点、工期の問題とか費用の問題、これにつきましてJSCの理事長からの報告を受け、私としては直ちに、コストの縮減等の検討について指示しました。また、私自身も、さまざまな関係者から話を聞いて研究を行いました。その上で、六月に、ザハ案とそれから見直しをする場合の案、これについて総理に御説明をいたしました。
今回、旧国立競技場より約一・六倍の敷地面積をこのザハ案はとっていました。そうすると、それを白紙にすれば、敷地についても当然白紙にすべきですよね。あの大きなものをつくるんだったら、それが当たって壊さなきゃいけない建物があったり、あるいは切らなければいけない木があったりするんだと思います。
○安倍内閣総理大臣 このザハ案につきましては、先ほど御法川委員からも御紹介をいただいたように、民主党政権下において、国際的なデザインのコンペを行い、ザハ案に決定をし、いわばIOCとの関係においても、国際コンペを行ったということ、そしてそのザハ案を採用したということについて、これは明らかにしたわけでございます。
私としては、ことし四月に問題の報告を受けて以降、見直し案の具体的な検討を行い、六月に総理に対し、ザハ案と、そしてもう一つの見直し案について説明を行いました。また、さらに研究を進めてほしいとの総理の指示を受け、さまざまな関係者から話を聞いて研究を進めるなど、最大限の、見直しに向けた努力をしてきたつもりでございます。
周りは、ラグビーは諦めて二〇二〇年に間に合うかどうかという判断を検討しているということまでは知らされていなかったという状況のもとで、この委員会でも、あるいは参議院の委員会でもわずか三日前の七月十四日には、まだザハ案のままいくという答弁を大臣はされているわけですから、全体は、表向きはそうなったわけです。
○下村国務大臣 新国立競技場の整備につきまして、六月にザハ案とそれから見直し案について総理に私の方から状況報告をし、総理の方からさらに研究を進めてほしいという指示を踏まえまして、文部科学省として、工期をさらに短くできるかどうか、これは、私と、当時、山中事務次官で進めておりました。
私も一番気になったのは、六月にザハ案と見直し案について総理に状況報告をしました、その際、総理から更に研究を進めてほしいとの指示がありましたと。これが一体どういうことかなというふうに思っていたんです。先ほど、民主党斎藤理事への答弁で明らかになってきたのは、大臣は六月十七日に槇文彦氏と会談をして、これは見直しは必要じゃないかというふうに思われた。
○国務大臣(下村博文君) 私の方で六月に、ザハ案とそれから今御指摘ありましたが槇案含めた見直し案について総理に説明をいたしました。槇さんグループにお会いしたときに、ラグビーワールドカップにも間に合う見直し案ということを提示されました。
○斎藤嘉隆君 私がやはりちょっと今の答弁も含めて非常にこの委員会の理事、委員の一人として思うことは、今の御説明は、この委員会の中でこれまで私たちも含めて幾度となく大臣に対して、このザハ案の見直しということについてはいろんな多くの方から出ていたと思います。
○田村智子君 これ、ザハ案というのはラグビーワールドカップに間に合わない危険性あるんですよ。最大の問題は、こういうデザインでの建築実績が全くないということなんです。実際に工程がどれだけ必要か、やってみないと分からない。しかも、計画段階から工程に相当な無理があるということは既に言われているんです。何か一つでもトラブルが発生すれば、ラグビーどころかオリンピックにも間に合わない。
この新国立競技場につきましては、これはまさに、オリンピックを誘致する際に国際コンペをやって、そしてザハ案というのが決定されたわけでございますが、そのときに、国際コンペをやるということを約束し、そしてその中で、監修権ですかね、質問通告がないので、ちょっともしかしたら用語が間違っているかもしれませんが、監修権等をザハさんに与えるということが既に決定されて、それが二〇一二年の十一月だったと思います、これは
その十か月を使えば、槇さんが言うような、新しく設計からし直して新しいものを造り直す、コンパクト五輪を実現するということも可能だし、あるいはどうしても今のザハ案にこだわってキール方式でやりたいとなっても、でもその工期が約十か月延びますから、屋根も芝生の育成装置も、あるいは可動式のスタジアムもフルスペックで造り上げてオリンピックを迎えることもできるんです。
それをいろいろ検討したということはもう御答弁いただいたので、私、時間短いから答弁いただきませんが、結局、大臣の答弁を聞いていますと、先ほどもありましたオリンピックの公約としてやっぱり東京オリンピックというのを招致した、その一つのセールスポイントがザハ案のデザインだったということを繰り返し答弁される。
加えて、ザハ案のアーチ型鉄骨や複雑な曲線ばかりの屋根や壁面などは技術的にも困難で、総工費が膨大になることも明らかとなった。 問題は、契約終了の、言ったら訴訟になっちゃうことを恐れることよりも、私は、もはやこのザハ案に対して国民的な支持はないわけですから、国民の支持がどんどん離れていくこと、このことの方が重大問題だと思いますよ。